大観・春草・玉堂・龍子 ― 日本画のパイオニア ―

    山種美術館 | 東京都

    大観・春草・玉堂・龍子はいずれも、伝統をふまえながら新しい時代に即した絵画を模索し、日本画の発展を導きました。一方で、彼らの主な活動の場は異なっています。大観と春草は日本美術院において、さまざまな技法や表現を試み、革新的な日本画を生み出しました。玉堂は官展を中心に活躍し、日本画における風景表現に新境地を拓いています。また、龍子は、再興日本美術院を脱退して自ら主宰する青龍社を創立、大画面の迫力ある作品を発表して画壇にインパクトを与えました。これら4人の画家に焦点をあて、彼らの画業をたどりながら、近代日本画の歩みを振り返ります。 さらに、晩年の大観・玉堂・龍子の3人による松竹梅展(1955-1957年、画廊兼素洞で開催)にも注目します。松竹梅展は当館創立者・山崎種二の希望により企画された展覧会です。種二は彼らと交流を重ねながら作品を蒐集していました。本展では、当館所蔵の松竹梅展の作品を全点展示するとともに、南画とやまと絵を融合させた大観《作右衛門の家》、光や空気の描出に挑んだ「朦朧体」の代表作である春草《釣帰》、田園の情景を生き生きと表した玉堂の《早乙女》、第1回青龍展に出品された記念碑的な龍子《鳴門》など、山種コレクションから各画家の珠玉の作品をご紹介します ※文中の作品はいずれも山種美術館蔵。
    会期
    2019年8月31日(土)〜10月27日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館16:30まで)
    ※特別展の開館時間は変更になることもあります。
    料金
    一般 1,200(1,000)円 / 大高生 900(800)円 / 中学生以下 無料

    ※( )内は 20 名以上の団体料金、および前売り料金
    ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者1名は無料
    ※きもの割引:会期中、きもの・ゆかたでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
    ※複数の割引の併用はできません。
    ※リピーター割引:本展使用済入場券(有料)のご提出で、会期中入館料が団体割引料金となります。(1枚につき1名様1回限り有効)
    休館日 月曜日(ただし、9月16日、23日、10月14日は開館)、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)
    公式サイト http://www.yamatane-museum.jp/
    会場
    山種美術館
    住所
    〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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