太宰府天満宮の境内絵図

九州歴史資料館と太宰府天満宮の所蔵品によって江戸時代から明治期にかけての一枚刷り境内絵図の網羅的な紹介を行い、加えて太宰府天満宮や太宰府の名所を描いた当時の絵画や版画の作品も展示します。同時期の寺社絵図の中でも中核となる存在であった太宰府天満宮の境内絵図がはじめて一堂に会する貴重な機会になるとともに、天満宮あるいは太宰府の名所旧跡の描かれ方に焦点を当てることで、絵画表象としての太宰府の変遷を浮かび上がらせます。