画家のコレクションから辿る広島の美術史

    収蔵作品特別企画「灰谷コレクション ~画家・灰谷正夫がふれたもの~」

    アートギャラリーミヤウチ | 広島県

    1907(明治40)年現在の広島県安芸高田市に生まれた画家・灰谷正夫。1922年、靉光、野村守夫と共に図案工として印刷所に勤め、画家になる決心をします。 上阪、上京で絵を学び、1935年に帰広してからは写真修整工として働きながら、戦後は自由美術協会を中心に活躍しました。 当館所蔵の梟コレクション* にも作品が10点あり、広島の前衛美術、戦後美術の歴史を辿る上でも重要な人物の一人です。 この度、灰谷のご遺族より灰谷自身の作品と共に灰谷が所蔵していた作品、そしてご子息が所蔵していた作品や関連資料を寄贈いただく運びとなり、初公開を機に特別企画として展示します。 灰谷の作品の中には、小作品ながらも上京時初入選を果たした頃や、戦後本格的に画業を復活した頃に描かれた油画など、灰谷の画業における転換期とも言える作品が残っています。コレクションには、広島フォルム美術協会を共に結成した岩岡貞美、自由美術協会の同世代作家の井上長三郎や鶴岡政男、広島で活躍した一世代下の入野忠芳、貫志朗といった作家など約20名の作品があります。また、灰谷との親交が深く、現存する作品数が少ない山路商のものと思われる作品や山路が写った写真も多数保管されていました。 これらの作品や資料から灰谷がふれてきた人やものを改めて辿り、梟コレクションの関連作品と共に広島の美術史を巡る機会とします。 *広島の画家を紹介、育てることに力を注いだ「画廊梟(1966-86)」のオーナー志條みよ子(1923-2013)のコレクション約200点。
    会期
    2020年3月20日(金)〜6月28日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00(最終入場は16:30まで)
    料金
    一般:300円、学生200円
    休館日 火・水曜日
    公式サイト http://miyauchiaf.or.jp/agm/exhibition_haitani.html
    会場
    アートギャラリーミヤウチ
    住所
    〒738-0034 広島県廿日市市宮内4347-2
    0829-30-8511
    おすすめレポート
    学芸員募集
    (公財)サントリー芸術財団 サントリー美術館 職員(運営担当)募集 [サントリー美術館]
    東京都
    読売新聞東京本社事業局 中途採用者募集! [読売新聞東京本社(大手町)]
    東京都
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    静岡市美術館学芸員募集 [静岡市美術館]
    静岡県
    展覧会ランキング
    1
    大阪中之島美術館 | 大阪府
    没後50年 福田平八郎展
    もうすぐ終了[あと11日]
    2024年3月9日(土)〜5月6日(月)
    2
    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都
    宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
    開催中[あと52日]
    2024年4月11日(木)〜6月16日(日)
    3
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと17日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    4
    佐川美術館 | 滋賀県
    ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
    開催中[あと45日]
    2024年3月30日(土)〜6月9日(日)
    5
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと45日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)