江戸時代の漢学者、頼山陽の叔父・春風の旧宅で、国の重要文化財に指定されている広島県竹原市の「春風館」で、蔵に保管していた掛け軸約30点が盗まれていたことが分かった。

盗まれたのは山陽直筆とみられる掛け軸などで、文化財の指定は受けていない。

外側の戸は鎖と南京錠で施錠していたが、鎖は切断され、内側の戸の鍵は、工具でこじ開けられたような跡があった。同署は窃盗容疑で捜査している。
　発信：毎日jp