2012年1月12日(木)、富山市埋蔵文化財センターは、富山城址公園内の富山城跡の発掘調査で、江戸時代に改修された富山城西ノ丸北西側の水堀の底の一部が初めて見つかったと発表した。
富山城を巡っては、1661(寛文1)年に当時の富山藩主、前田利次が幕府に城の改修を願い出た古文書があり、この堀もその際に改修されたとみられる。
これまで江戸時代の文献「万治年間富山旧市街図」などでおおよその位置は推定されていたが、今回の調査では、その位置が約10メートル西側に広がっていたことも分かった。
発信:
毎日jp