三重県いなべ市で、藤原岳の動植物などを展示している「藤原岳自然科学館」が2012年度で開館以来38年の歴史に幕を閉じる。
同館は1973年、東海自然歩道の路傍休憩所として開設された後、1974年に県の施設に委託され、藤原岳を紹介する目的で開館した。
藤原岳の登山道に近いことから、登山客らの休息の場としても親しまれてきたが、老朽化と耐震基準を満たしていないことから取り壊しが決まった。
所蔵品は、同館から北東へ約2キロの同町市場の市藤原文化センターに移設され、2012年4月1日(日)に新たに展示される。
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