京都市は、伝統的な京町家で若手漫画家を育てる「京都版トキワ荘事業(仮称)」を平成24年度から始める。
手塚治虫や赤塚不二夫ら人気漫画家を輩出した「トキワ荘」にちなんだ事業で、入居希望者へのセミナー事業など約300万円を市の新年度当初予算案に盛り込んだ。
京都市内には日本で初めてマンガ学部を創設した京都精華大や、日本初の漫画総合博物館「京都国際マンガミュージアム」がある。
2024年度は、漫画家を志す入居希望者に対するセミナーや現役漫画家を招いた勉強会を開き、2025年度に8人程度を選定。同ミュージアム近くの京町家2軒に家賃月額約4万円で入居、漫画の執筆に専念してもらう。
市は勉強会の開催や漫画の仕事斡旋などの支援策を検討するという。
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