東京・お台場の「船の科学館」で2011年9月に公開を終えた青函連絡船「羊蹄丸」の展示室「青函ワールド」の保存を求める有志の署名が、2012年4月12日(木)、鹿内博・青森市長に提出された。
羊蹄丸は愛媛県の「えひめ東予シップリサイクル研究会」に無償譲渡されており、6月10日(日)まで一般公開された後に船舶の再利用研究のため解体される予定。
展示室は1996年オープンで、昭和30年代の青森駅前のリンゴ市場などを再現したジオラマが人気だった。
鹿内市長は「市民に見てもらい、活用したい」と、展示品の移設に前向きな姿勢を示した。
4月中にも最終判断する。
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毎日jp