画家の丸木位里、俊夫妻が1967年に開館した埼玉県東松山市の丸木美術館は、停止していた太陽光発電を復活させる。
美術館の屋根部分に設置するパネルによる発電で、同館使用電力のほぼすべてをまかなう計画。
「原爆の図」が有名な夫妻は晩年、環境問題への関心を深め、1989年1月の東京電力福島第2原発ポンプ破損事故をきっかけに電気料金のうち原発分の支払いを拒み、東電から送電を止められた。
全国からの寄付金で1990年に開発間もない太陽光発電を導入したが、その後の故障で不払いを停止せざるを得なかった。
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