2012年10月31日(水)、松山市の国指定重要文化財「道後温泉本館」の改修問題で、市の道後温泉活性化計画審議会の第3回会合が開かれた。
話題性やコスト、実現性の面を基準に、改修時(8~11年間)の代替施設は隣接の「椿の湯」の建て替え案が最も優れているとの総合評価を市が提示したが、地元・道後地区の委員が「椿の湯は市民が利用するので『第3の外湯』が必要」と反対したため、有力案としたものの結論は見送られた。
道後温泉本館は1894(明治27)年の建築。同審議会は年内に答申を出す方針。
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毎日jp