江戸時代の旗本、吉良上野介とその父、祖父の三代当主が、浄土真宗本願寺派本山・西本願寺に宛てた書状6通が見つかった。
本願寺史料研究所が保管する約20万点の中から見つかったもの。
上野介の書状は4通で、娘の結婚に祝儀をもらったことや、同寺が年末のあいさつとして五代将軍綱吉に「呉服」を献上し、取り次いだ上野介も「白銀五枚拝受」したことへの礼が記されている。同寺が幕府要職にあった吉良家にさまざまな配慮をしていた様子がうかがわれる。
2012年12月8日(土)から龍谷ミュージアムで一般公開される。
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