2013年3月14日(木)、東京・港区の東京タワーで、ユネスコが認定する「世界記憶遺産」に日本で初めて選ばれた炭坑絵師、山本作兵衛の作品を紹介する展覧会「世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛展」の報道内覧会が行われた。
山本作兵衛は福岡に生まれ、50年以上にわたって筑豊炭田で炭坑夫として働いた後、東京タワーが開業した1958年に60代半ばにして絵筆を握り、自分が経験した記憶の中の光景を説明文を添えた記録画に残した。
作兵衛の描いた記録画、日記などをはじめとする計697点が2011年5月に記憶遺産に認定。今回は記憶遺産に認定された作品のレプリカも含め、原画59点や遺品などを紹介するもの。これだけの数が東京でまとまって公開されるのは初めて。
報道内覧会には福岡県田川郡出身のIKKOさんも姿を見せ、故郷に対する想いを語った。
「世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛展」は、2013年3月16日(土)~5月6日(月・振休)、東京タワー1階特設会場で開催。観覧料は一般当日1,200円。前売り(1,000円)は2013年3月15日(金)23:59まで発売。
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