来年3月から仙台、東京、新潟の三会場で「法隆寺 祈りとかたち」展が開催される事となり、2013年11月6日(水)、都内で記者発表が行われた。
東日本大震災からの復興を祈念し、新潟中越地震復興10年となる節目の年に法隆寺の数々の寺宝を紹介するもの。
展覧会は「法隆寺 その美と信仰 法隆寺の仏教美術」「法隆寺と東京美術学校」「法隆寺と近代日本美術」の三章構成。東京会場では、法隆寺金堂(国宝)から除災、国家安穏、五穀豊穣を祈念して造られた彫造、国宝・毘沙門天と国宝・吉祥天が出陳。仙台・新潟会場では国宝・地蔵菩薩立像と法華曼荼羅が展示される。
また、戦後の火災で焼損した飛鳥後期の至宝・金堂壁画を日本画家たちの模写で再現する。
東京で法隆寺の至宝を総合的に紹介する展覧会は約20年間ぶりとなる。
「法隆寺 祈りとかたち」は、仙台市博物館で2014年3月1日(土)~4月13日(日)、東京藝術大学大学美術館で4月26日(土)~6月22日(日)、新潟県立近代美術館で7月5日(土)~8月17日(日)に開催。
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