横浜市中区の神奈川県立歴史博物館で「白絵(しろえ) -祈りと寿(ことほ)ぎのかたち-」が開催されている。
出産や婚礼、葬列などにみられる〈白〉の造形に着目した企画展。
平安時代に出産の場に立てられていた「白綾屏風」が変化し、白の絵の具で松竹鶴亀を描いた《白絵屏風》や、江戸時代において儀礼や婚礼の際に調えられた白絵の調度などを紹介。
白一色の「白絵」という〈かたち〉に注目し、人々の意識の奥底に受け継がれた、祈りと寿ぎの美のあり様を考察する。
11月1日(土)からは滋賀・聖衆来迎寺が所蔵する国宝《六道絵 人道不浄相》も展示が始まった。
「白絵 -祈りと寿ぎのかたち-」は神奈川県立歴史博物館で11月16日(日)まで開催。入館料は大人 900円、20歳未満・学生 600円、65歳以上・高校生 100円。
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