2015年2月6日(金)、東京・中央区の三井記念美術館で「デミタスコスモス」のプレス向け内覧会が開催された。
食後に濃い味わいのコーヒーを飲むための、小ぶりの器「デミタス」(フランス語で半分のカップの意)、約300点を紹介する企画展。
展示されるデミタスは、東京在住の鈴木康裕・登美子夫妻のコレクション。鈴木夫妻は昭和42年の結婚当初、共通する趣味がなかったため、お互いに好きだったコーヒーにちなんでデミタスの収集を開始。企業のサラリーマンだった康裕氏の月給から1ヶ月に1点ずつデミタスを購入し、現在では総数500点を超えている。
展覧会では18~20世紀初頭のセーヴルやマイセン、KPMベルリン、ミントン、ロイヤルウースター、ロイヤルクラウンダービー、コールポートなど、ヨーロッパの名窯で作られた作品を中心に展示。手のひらにすっぽりと収まってしまう大きさにもかかわらず、驚くほど多彩な装飾が施されているデミタスの魅力を総覧する。
特別展「デミタスコスモス ~宝石のきらめき★カップ&ソーサー~」は三井記念美術館で、2015年2月7日(土)~4月5日(日)に開催。入館料は一般 1,300、大学・高校生 800円、中学生以下無料。
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