フィンランドを代表する画家、ヘレン・シャルフベックの日本初の大規模個展が開催されることになり、2015年3月9日(月)、都内で記者発表会が行われた。
ヘレン・シャルフベックは日本ではあまり知られていない画家ではあるが、北欧を中心としたヨーロッパ諸国ではその名を知らない人はいないほどの有名な画家。生誕150年記念の2012年にフィンランドのアテネウム美術館で開催された回顧展では、同館史上4番目となる23万人の入場者数を動員した。
日本で初めてシャルフベックを本格的に紹介する本展は、若くして才能を見いだされたころの作品から、晩年の作品まで、時系列の5つのセクションで構成される。
フィンランドの国宝級の作品《快復期》や、《黒い背景の自画像》など、フィンランド国立アテネウム美術館が所蔵するシャルフベックのコレクションを中心に、代表作が一堂に会する。
「ヘレン・シャルフベック ─魂のまなざし」は2015年6月2日(火)~7月26日(日)まで東京藝術大学大学美術館で開催。入場料は一般1,500円、高校・大学生1,000円。前売チケットはオンラインで3月20日、店頭で3月27日より発売開始。
東京展のあとは、8月6日(木)~10月12日(月祝)宮城県美術館、10月30日(金)~2016年1月3日(日)奥田元宋・小由女美術館、2016年1月10日(日)~3月27日(日)神奈川県立近代美術館・葉山へ巡回する。
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