2015年3月17日(火)、東京・港区のサントリー美術館で「若冲と蕪村」のプレス向け内覧会が開催された。
同じ1716(正徳6)年に生まれた天才絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と与謝蕪村(よさぶそん)をテーマにした企画展。
若冲は彩色鮮やかな花鳥図や動物を描いた水墨画を得意とし、蕪村は中国の文人画の技法による山水図や、簡単な筆遣いで俳句と絵が響き合う俳画を得意とするなど、一見すると両者の関係性は薄いように思われるが、ともに長崎から入ってきた中国・朝鮮絵画などを参考にするなどの共通項も見られる。
展覧会は「京都ルネッサンス」「出発:40歳まで」「画風の確立:40代から50代にかけて」「新たな表現への挑戦」「中国・朝鮮絵画からの影響」「若冲・蕪村クロスロード:交差する交友関係」「翁の時代」の7章で、若冲と蕪村の代表作品だけでなく、新出作品も紹介。同時代の関連作品を加えて展示しながら、18世紀の京都の活気あふれる様相を展観する。
「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」はサントリー美術館で、2015年3月18日(水)~5月10日(日)に開催。入館料は一般 1,300円、大学・高校生 1,000円。前売りはそれぞれ200円引きで2015年3月17日(火)23:59まで発売。
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