(左から)「バージェス頁岩(けつがん)動物群」の化石標本、イーダ、ウミサソリ(いずれもレプリカ)生命誕生から人類へと至る40億年の壮大な進化を辿る特別展「生命大躍進」が、今夏、国立科学博物館で開催される。
プロローグ「生命誕生」から、「カンブリア大爆発」「海から陸へ」「哺乳類の出現と多様化」「人類への道」の4章、エピローグ「受け継がれたDNA」の構成で、世界中から生命の進化に関する代表的な化石が来日(日本初公開も多数)。
生命が現在の姿を獲得する過程で飛躍的な進化をもたらした重要な出来事に焦点を当てながら、どのような道のりで人類まで至ったのか、進化のドラマに迫る。
2015年3月23日(月)に開催された記者発表では、5億4100万年前(カンブリア紀)の「バージェス頁岩(けつがん)動物群」の化石標本、シルル紀の海の支配者「ウミサソリ(アクチラムス)」、約4700万年前(始新世)のほぼ完全な霊長類の全身骨格化石「イーダ(ダーウィニウス・マシラエ)」のレプリカが先行披露された。
特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」は、東京・上野公園の国立科学博物館で2015年7月7日(火)~10月4日(日)に開催。入場料は当日一般 1,600円、小・中・高校生 600円。前売り(それぞれ1,400円、500円)と、限定 3,000枚のフィギュア付前売券(1,600円)は5月1日~7月6日に発売。
東京展の後は名古屋、愛媛、大阪、岡山に巡回する。発信:
インターネットミュージアム>
国立科学博物館 施設詳細ページ