千葉市の千葉市美術館で「唐画もん ─ 武禅にろう苑、若冲も」が開催されている。
江戸時代中期の大坂で活躍した絵師、墨江武禅(すみのえぶぜん 1734~1806)と、林ろう苑(はやしろうえん 生没年不詳、1770~80年頃活動)に焦点を当てた企画展。
両者とも当時流行した中国絵画を学んだ「唐画師(からえし)」で、浮世絵師の月岡雪鼎に学んだ武禅、池大雅の孫弟子にあたるろう苑ともに独自の表現を追求し、多いに人気を博した。
現在では殆ど顧みられなくなった二人の画業を辿るとともに、師である雪鼎や福原五岳、さらに同時代の大坂や京都で活躍した伊藤若冲や曾我蕭白の作品を紹介し、前後期あわせて約150点の作品を展示する。
「開館20周年記念 唐画もん ─ 武禅にろう苑、若冲も」は千葉市美術館で10月18日(日)まで開催。観覧料は一般 1,000円、大学生 700円、小・中・高校生は無料。
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