2015年9月18日(金)、東京・文京区の永青文庫で「春画展 ─ shunga ─」のプレス向け内覧会が開催された。
性風俗を描いた浮世絵「春画」は、江戸時代に笑い絵とも呼ばれるなど、ユーモラスな描写も多い。一方で名だたる浮世絵師が手掛けている事もあって、芸術性が高い作品も多数。特に海外では評価が高く、2013年から2014年にかけて大英博物館で開催された展覧会『Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art』は大きな話題となった。
その内容から、これまで日本で春画だけにテーマを絞った展覧会が美術館で開催される事はなかったが、今回は18歳未満は入館禁止で実施される事が決定。大英博物館をはじめ海外からの作品と、日本の美術館や個人コレクションから鈴木春信、月岡雪鼎、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎らによる名品133点(前後期あわせて)が出展される。
この日の報道内覧会には、美術系のメディアだけでなく女性誌や海外メディアも含めて約250名の記者が来館した。
「春画展 ─ shunga ─」は永青文庫で、前期は2015年9月19日(土)~11月1日(日)、後期は11月3日(火)~12月23日(水・祝)に開催。観覧料は大人 1,500円(※18歳未満は入館禁止)。前売りは1,300円で2015年9月18日(金)23:59まで発売。
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