千葉市美術館で「杉本博司 趣味と芸術 ─ 味占郷/今昔三部作」が開催されている。
1996年に同館で開催された開館記念展第2弾「Tranquility−静謐」展において、招待作家のひとりとして作品を出展した現代美術家の杉本博司(1948-)を再び招待して行う展覧会。
8階の「今昔三部作」は、杉本の代表作というべき3つの写真シリーズである《ジオラマ》《劇場》《海景》を、16点の大判プリントにより展観。
7階の「趣味と芸術」では、『婦人画報』で連載中の「謎の割烹 味占郷」のなかで、杉本が各界の著名人をもてなすために、毎回そのゲストにふさわしい掛軸と置物を選んで構成した床飾りを再現。平安から江戸時代の古物を中心に、西洋伝来の品々、昭和の珍品をも含む杉本コレクションで、作家自ら27の床のしつらえをつくった。
「杉本博司 趣味と芸術 ─ 味占郷/今昔三部作」は千葉市美術館で2015年12月23日(水・祝)まで開催。観覧料は一般 1,200円、大学生 700円、小・中・高校生は無料。
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