2015年11月13日(金)、東京・港区の根津美術館で「物語をえがく 王朝文学からお伽草子まで」のプレス向け内覧会が開催された。
伊勢物語、源氏物語、平家物語、曾我物語、西行物語、酒呑童子らを描いたお伽草子など、さまざまな物語を描いた絵画作品を紹介する企画展。
伊勢物語は源氏物語の中ですでに絵巻として紹介されているなど、日本において物語を絵で表現する歴史は古い。また中世までの物語絵は絵巻や冊子、色紙などの小画面が多かったが、近世には屏風などの大画面に描かれるようになり、室内を彩る装飾としても用いられた。
展覧会では住吉具慶筆《源氏物語図屏風》、伝土佐光信筆《蛙草紙絵巻》など、館蔵の作品を紹介する。
「物語をえがく 王朝文学からお伽草子まで」は根津美術館で、2015年11月14日(土)~12月23日(水・祝)に開催。観覧料は一般 1,000円、学生(高校生以上)800円、中学生以下は無料。
展示室5では「扇面歌意画巻」、展示室6では「炉開きの茶」が同時開催される。
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