2015年12月7日(月)、東京・渋谷区の渋谷区立松濤美術館で「最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて」のプレス向け内覧会が開催された。
陶芸界で最初の人間国宝に指定された石黒宗麿(1893-1968)の陶磁器約130点、書画約30点を紹介する企画展。
石黒は特定の師を持たなかったものの中国・日本・朝鮮・ペルシャなどの古陶磁を貪欲に探究、独創的な陶芸の世界を築いた。1955(昭和30)年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の制度が誕生すると、富本憲吉、濱田庄司、荒川豊藏と共に初めての認定を受けた。
展覧会では近年の研究に基くもの。石黒宗麿の本格的な回顧展は約20年ぶりとなる。
「最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて」は渋谷区立松濤美術館で、2015年12月8日(火)~2016年1月31日(日)に開催。観覧料は一般 500円、大学生 400円、高校生・60歳以上 250円、小中学生 100円。
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