破戒された「バーミヤン東大仏天井壁画」の復元を目指している東京藝術大学アフガニスタン特別展実行委員会は、クラウドファンディングによる資金調達を進めている。
壁画は偶像崇拝を禁ずるタリバン政権により、2001年にバーミヤン大仏とともに破戒されたもの。現在では跡形もなく消失している。
復元は1970年代に撮影された写真を使って進め、同大学が開発した独自の特許技術により、壁の質感や顔料の盛り上がりまで再現できるという。
完成後は2016年4月12日(火)~6月19日(日)、東京藝術大学 大学美術館陳列館にて公開する予定。
クラウドファンディングでは1月29日(金)までに400万円の資金調達を目指しており、1月5日(火)までに70%に到している。
支援は一口、3000円から。
https://readyfor.jp/projects/geidai-bamiyan 発信:
失われた壁画を完全復元し黄金のアフガニスタンを取り戻したい(東京藝術大学アフガニスタン特別企画展実行委員会) - READYFOR (レディーフォー)