東京・中央区の東京国立近代美術館フィルムセンターで「キューバの映画ポスター」展が開催されている。
多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、「小さな映画大国」でもあるキューバで作られた映画ポスターを紹介する企画展。
キューバは1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁(ICAIC [イカイック])を拠点に次々と先鋭的な映画を創出。映画の宣伝も“革命的”で、著名なデザイナーや画家が映画ポスターのグラフィックを手掛けるとともに、ポスター印刷においても一般的なオフセット印刷ではなく手刷りのシルクスクリーンで行うなど、一国の映画産業の方針としては極めて珍しい。
展覧会では革命期から1990年前後までに制作された映画ポスター85点を紹介。キューバ映画だけでなく、輸入された外国映画のポスターにも焦点を当て、知られざる「映画ポスターの楽園」を展観する。
「キューバの映画ポスター」は東京国立近代美術館フィルムセンターで、2016年1月7日(木)~3月27日(日)に開催。観覧料は一般 210円、大学生・シニア 70円、高校生以下及び18歳未満は無料
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