ギリシャ国内40か所以上の国立博物館群から300件超の古代ギリシャ作品を紹介する大規模な展覧会が開かれる事となり、2016年3月14日(月)、都内で記者発表が行われた。
展覧会では紀元前7000年紀の新石器時代からクレオパトラがローマに敗れた紀元前31年まで、約7000年を8章で紹介するもの。
過去に開催された古代ギリシャの展覧会は、いわゆる「ローマンコピー(ギリシア彫刻の古代ローマにおける模刻)」の作品を紹介する事が多かったが、今回は全てギリシャ国内からの出品。変化と多様性に満ちた古代ギリシャの壮大な歴史の流れを総合的に紹介する。展覧会の監修は東北大学の芳賀京子准教授。
「特別展 古代ギリシャ ― 時空を超えた旅 ―」は東京国立博物館 平成館で、2016年6月21日(火)~9月19日(月・祝)に開催。次いで長崎県美術館(10月14日~12月11日)、神戸市立博物館(12月23日~2017年4月2日)に巡回する。
東京展の観覧料は一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 900円。前売りはそれぞれ200円引きで2016年4月1日(金)から発売される。
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