2016年3月22日(火)、東京・台東区の東京国立博物館で「生誕150年 黒田清輝 ─ 日本近代絵画の巨匠」のプレス向け内覧会が開催された。
日本美術の近代化のために力を尽くした洋画科・黒田清輝(1866-1924)の生誕150年を記念した大回顧展。
黒田は18歳になる年にフランスへ留学。ラファエル・コランに師事してサロンに入選を果たし、帰国後には日本の洋画界に新風を吹き入れた。東京美術学校で西洋画の教育を担当。さらに美術団体の白馬会を結成し、日本美術のアカデミズムを築いた。
展覧会では、留学時代の《読書》《婦人像(厨房)》や帰国後の《舞妓》《智・感・情》などの代表作を展示。
オルセー美術館から特別出品されるミレーの《羊飼いの少女》をはじめ、師のコランや、影響を受けた画家の作品もあわせて展示し、黒田が学んだ同時代のフランス絵画から黒田清輝のルーツをたどる。
黒田清輝の大規模回顧展が国立美術館で開催されるのは今回が初めて。
「生誕150年 黒田清輝 ─ 日本近代絵画の巨匠」は東京国立博物館で、2016年3月23日(水)~5月15日(日)に開催。観覧料は一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 900円、中学生以下は無料。前売りはそれぞれ200円引きで2016年3月22日(火)23:59まで発売。
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