2016年9月12日(月)、東京・台東区の東京国立博物館で「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」のプレス向け内覧会が開催された。
滋賀県甲賀市に所在する天台宗の古刹、櫟野寺(らくやじ)に伝わる平安時代の仏像20体すべてを紹介する企画展。
20体はすべて重要文化財で、寺外で展示されるのは初めて。本尊の十一面観音菩薩坐像は像高3m超、光背と台座を含めた総高は5mを超える圧巻の仏像で、重要文化財指定の像としては日本最大の坐像。薬師如来坐像も像高が2.2mあり、像高が2mを超える仏像が2体も出展される展覧会も、かなり珍しい。
他も11体の観音や、毘沙門天立像、地蔵菩薩坐像などが出品。櫟野寺に伝わる平安彫刻の傑作が一堂に会する。
「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」は東京国立博物館で、2016年9月13日(火)~12月11日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、大学生 700円、高校生 400円、中学生以下は無料。前売りはそれぞれ100円引きで2016年9月12日(月)23:59まで発売。
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