2016年10月6日(木)、東京・台東区の上野の森美術館で「デトロイト美術館展 ─大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち」のプレス向け内覧会が開催された。
米国のデトロイト美術館が所蔵する印象派、ポスト印象派、20世紀のフランス、ドイツの数々の傑作52点を紹介する企画展。
デトロイト美術館は1885年に創立され、自動車業界の有力者らの資金援助を通じて多くの名作を収集。2013年にはデトロイト市の財政破綻により、所蔵品を売却する話が持ちあがった事もあるが、国内外からの協力とデトロイト市民の声により、美術館は存続。作品は1点も失われることがなかった。
展覧会ではモネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなどの作品を紹介。米国の公共美術館として初めて購入したゴッホの作品(《自画像》1887年)と、マティスの作品(《窓》1916年)も展示される。
展覧会は豊田市美術館と大阪市立美術館を巡回し、すでに30万人以上を動員。東京が最終会場となる。
「デトロイト美術館展 ─大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち」は上野の森美術館で、2016年10月7日(金)~2017年1月21日(土)に開催。観覧料は一般 1,600円、高校・大学生 1,200円、小・中学生 600円。前売りはそれぞれ1,400円、1,000円、570円で2016年10月6日(木)23:59まで発売。
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売却を免れた名画が来日 ── 上野の森美術館で「デトロイト美術館展」
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