東京・八王子市の東京富士美術館で「とことん見せます!富士美の西洋絵画」が開催されている。
1983年に開館し、約3万点に及ぶコレクションを有する東京富士美術館の中でも白眉といえる西洋絵画を、一挙に275点を紹介する展覧会。
展覧会は16世紀から20世紀までの絵画を1つの展示室で概観する「序章 西洋絵画400年の流れ」からはじまり、「16世紀絵画 ─ イタリア・ルネサンスと北方ルネサンス」「17世紀絵画 ─ オランダ・フランドルの時代」「フランス バロック・ロココ絵画」「ナポレオン時代の絵画」「新古典主義とロマン主義絵画」「イギリス絵画」「アカデミズムとバルビゾン派」「印象派」「印象派以降の画家たち ─ 後期印象派、ナビ派」「エコール・ド・パリの画家たち」「20世紀絵画」の12章構成。
さらに「小さな絵画」「ヴェドゥータ(都市景観画)」「巨大肖像画」「マン・レイとシュルレアリスムの画家たち」「アメリカン・ポップアート」という5つの特集展示もあわせ、計202作家、275点が展示されている。
会場では2段掛け、3段掛けでの展示も行われており、日本の美術館でこれほどの規模で西洋絵画を紹介する展覧会は珍しい。
展覧会にあわせ、特別連続講演会も開催。1月29日(日)は高階秀爾、2月19日(日)は大野芳材、3月19日(日)は島田紀夫の各氏が登壇する。
「とことん見せます!富士美の西洋絵画」は東京富士美術館で2017年3月20日(月・祝)まで開催。観覧料は一般 800円、大高生 500円、中小生 200円、未就学児無料。
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