2017年3月13日(月)、千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で「デジタルで楽しむ歴史資料」のプレス向け内覧会が開催された。
パソコンやスマートフォンをはじめとするデジタル技術を利用して、歴史資料を楽しんでもらう企画展。
洛中洛外図屏風に描かれた人々を分析し、性別、年齢、身分などと描き分けられ方の関係や、「歴博甲本」「歴博乙本」で同じ対象がどのように変わったかを紹介。
日本有数の小袖資料のコレクションである歴博の野村正治郎コレクションを、展覧会のために作られた3次元キャラクター「もみちゃん」が着用。
江戸時代の小諸城(長野県小諸市)を3Dヘッドマウントディスプレイで鑑賞できるコーナーもある(来館者の体験は土曜、日曜、祝日のみ)。
通常は博物館の研究・展示・教育活動を支える裏方的な存在であるデジタル技術を前面に出すとともに、小学生高学年から中学生をターゲットにして、すべての年齢層に理解できる展示を目指した。
「デジタルで楽しむ歴史資料」は国立歴史民俗博物館で、2017年3月14日(火)~5月7日(日)に開催。観覧料は一般 830円、高校生・大学生 450円、小・中学生は無料。
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