神奈川県・足柄下郡箱根町のポーラ美術館で「モダン美人誕生-岡田三郎助と近代のよそおい」が開催されている。
日本における「美人イメージ」を創出したといえる岡田三郎助(1869-1939)の作品を中心に、化粧道具や着物、ジュエリーなど約200点で、明治から昭和初期までの装いを紹介する企画展。
岡田三郎助は、明治から昭和にかけて活躍した洋画家。1894年にフランスから帰国後、黒田清輝と久米桂一郎の天心道場で学んだ。
1896年に白馬会結成に参加するとともに、東京美術学校助教授に任命。甘美で気高い女性像を多く描き、「美人画の岡田」と称された。
展覧会では開国により西洋化していった明治の装いから、大正・昭和の銀座を歩いたモダンガール(通称・モガ)など、自由に着飾り美を謳歌する女性を、5章に分けて紹介する。
会場には人気コミック『はいからさんが通る』(大和和紀・講談社KCDXデザート)の登場人物のスタンディパネルも設置。貸出されている矢絣の袴を着て、キャラクターと一緒に写真撮影もできる。
「モダン美人誕生-岡田三郎助と近代のよそおい」はポーラ美術館で2019年3月17日(日)まで開催。観覧料は一般 1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円、大学・高校生 1,300円、中学・小学生 700円。
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