2018年12月14日(金)、東京・新宿区のNTT インターコミュニケーション・センターで「イン・ア・ゲームスケープ」展のプレス向け内覧会が開催された。
文化としてのヴィデオ・ゲームをテーマにした企画展で、「インディ・ゲーム」と「ヴィデオ・ゲーム・アート」という2つの動向から、現代のヴィデオ・ゲームのあり方や、それらが創り出す文化を検証する。
「インディ・ゲーム」は、個人もしくは小規模チームで制作されるヴィデオ・ゲームの事。規模の小ささゆえに、新しい表現の場ともなりつつあり、アニメーション映画、コンテンポラリー・アート、電子音楽など、ヴィデオ・ゲーム以外のさまざまなコンテクストを出自とする開発者の参入も活発化している。
「ヴィデオ・ゲーム・アート」は、ヴィデオ・ゲームに馴染み親しんできたアーティストが、ヴィデオ・ゲームというメディアを批評的な視座から俯瞰する、メタメディアとしてのアート表現。ヴィデオ・ゲームにおけるインターフェイスの操作や、ゲームが展開されている空間、またはその構造に着目することで、日常的にプレイするゲームに潜在するもうひとつの意味を考察していく。
展覧会タイトルの「ゲームスケープ(Gamescape)」はゲームから見た風景・社会という造語。
「イン・ア・ゲームスケープ ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」は、NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]で、2018年12月15日(土)~2019年3月10日(日)に開催。観覧料は一般 500円、高校生以下は無料。
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