2019年1月31日(木)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「小原古邨」のプレス向け内覧会が開催された。
明治末から大正、昭和にかけて活躍した花鳥画の絵師、小原古邨(おはらこそん:1877~1945)の作品を紹介する企画展。
小原古邨の作品は海外で多くコレクションされ、展覧会も開催されるなど一定の人気があるものの、日本ではこれまであまり知られる事が無かったが、昨年9月に茅ヶ崎市美術館で開催された企画展が大きな反響を呼んだ事で、にわかに注目を集めている。
茅ヶ崎の展覧会とは構成が異なる本展は、東京都では初めて開催される小原古邨展。展示される作品は、明治末から大正にかけて、松木平吉の元から刊行された古邨落款の木版画や、昭和前半に、渡邊庄三郎の元から刊行された祥邨落款の新版画だが、まるで水彩画のように見える美しさが特徴。制作工程が分かる、肉筆の下絵や試し摺りも合わせて紹介する。
「小原古邨」は太田記念美術館で、前期が2019年2月1日(金)~24日(日)、後期が3月1日(金)~24日(日)に開催(前期と後期で全点展示替え)。観覧料は一般 700円、大高生 500円、中学生以下は無料。
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