2019年2月15日(金)、東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」のプレス向け内覧会が開催された。
フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト(1898-1976)を紹介する企画展。
アアルトは「マイレア邸」「パイミオのサナトリウム」「ヴィープリ(ヴィーボルク)の図書館」など、個人邸宅から公共建築までを設計。建築にあわせて、家具をはじめ壁面タイルやドアノブに至るまでをデザインするなどディテールへのこだわりも徹底していた。
また、アームチェアやスツール、照明器具、流線形のガラス器など、アアルトが手がけたプロダクトデザインは、今やフィンランドデザインのシンボルといえるほど世界中で親しまれている。
展覧会ではオリジナルドローイング(約50点)、模型(約15点)、家具・照明・ガラス製品などのプロダクト(約50点)、壁面タイル・ドアノブ・家具などの部材サンプル(約30点)、冊子・写真・映像等の資料(約80点)、ドイツの写真家アルミン・リンケによる撮り下ろし写真(約60点)を展示。
人々の暮らしをより豊かにしたいというヒューマニズムの考えに基づいて、有機的なフォルムを設計やデザインに取り入れたアアルトの全容を俯瞰する。
展覧会はヴィトラ・デザイン・ミュージアムとアルヴァ・アアルト美術館の企画による国際巡回展。日本では20年ぶりのアアルト展となる。
「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」は東京ステーションギャラリーで、2019年2月16日(土)~4月14日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円、高校・大学生 1,000円、中学生以下は無料。
東京ステーションギャラリー「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」の取材レポートはこちら発信:
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