2019年2月25日(月)、国立歴史民俗博物館(千葉県・佐倉市)の総合第1展示室「先史・古代」リニューアルオープンについて、都内で報道発表会が開催された。
国立歴史民俗博物館(以下:歴博)は、1983年に千葉県佐倉市に開館した、大学共同利用機関法人人間文化研究機構を構成する6つの研究機関の一つ。第1展示室「先史・古代」は、開館以来初めて展示を大きく見直し、3月19日(火)にリニューアルオープンされる。
展示の対象とされる時代は、3万7千年前に日本列島に人類が出現してから、7世紀末~8世紀初頭に古代国家「日本」が成立し、10世紀に中世の姿を見せるまでの約3万6千年間。
今回のリニューアルでは、これまで展示にはなかった、旧石器時代のコーナーを新たに設置。列島に最初に住み始めた旧石器時代人の生活や環境を、復元模型を用いてわかりやすく展示する。
また、時代区分にとらわれない最終氷期に生きた人々や、多様な縄文列島、水田稲作のはじまりなど、6つの大テーマと、沖ノ島と正倉院文書の2つの副室テーマなど、歴博の最先端研究が明らかにした、先史時代の新しい年代観をもとに、展示が構成される。
総合第1展示室「先史・古代」のリニューアルオープンは、2019年3月19日(火)。入館料は、一般 600円、大学生 250円、高校生以下は無料。
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