千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(以下:歴博)で、総合展示第一展示室「先史・古代」が、リニューアルオープンすることとなり、2019年3月14日(木)、プレス向け内覧会が行われた。
歴博は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構を構成する6つの研究機関の1つ。第一展示室「先史・古代」のリニューアルは、1983年の開館以来はじめてとなる。
「先史・古代」は、3万7千年前に日本列島に人類が出現してから、7世紀末から8世紀初頭に古代国家「日本」が成立して、10世紀に中世の姿を見せるまでの、約3万6千年間が対象。
今回のリニューアルでは、旧石器時代コーナーを新設。「最終氷期に生きた人々」「倭の登場」など、時代区分にとらわれない6つの大テーマと、「沖ノ島」「正倉院文書」の2つの副室テーマで構成される。
土器の出現、水田稲作のはじまり、前方後円墳の出現など、歴博の先端的な研究が明らかにした先史時代の新しい年代観に基づき、開館時には明らかにされていなかった調査結果を踏まえ、新しい展示しなった。
一般公開は、2019年3月19日(火)。観覧料は一般 600円、大学生 250円、高校生以下は無料。
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