2019年3月15日(金)、東京・港区の泉屋博古館分館で「華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」の報道向け内覧会が開催された。
明治維新50年目を記念し、明治期の宮廷文化にスポットを当てた企画展。
近代国家をめざした明治時代、政府と皇室は、欧米諸国との融和をはかるため、延遼館、鹿鳴館そして明治宮殿で外国使節をもてなすとともに、日本独自の芸術品を広く海外に紹介した。
こうした動きは、江戸時代から続く美術・工芸の保護育成にも大きな役割を果たしたといえ。
展覧会では宮中晩餐会の食器やドレス、ボンボニエールなど華やかな宮廷文化を展観。
明治時代に制定された、美術界の最高の栄誉である「帝室技芸員」が生み出した数々の名品も紹介される。
展覧会は2018年春に名古屋で開幕。秋田、京都と巡回し、東京では泉屋博古館分館と学習院大学史料の2会場での共催展となる(両館で出品作品は異なる)。
特別展「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」は泉屋博古館分館で2019年3月16日(土)~5月10日(金)に開催。観覧料は一般 800円など。
発信:インターネットミュージアム
>「華ひらく皇室文化 ― 明治宮廷を彩る技と美 ―」情報ページ
>泉屋博古館分館 公式サイト