「これがわたしたちのコレクション」展の会場
2019年3月19日(火)、リニューアルオープンを控えている福岡市美術館が報道陣に公開された。
福岡市美術館は日本近代建築の巨匠・前川國男の設計により1979年に開館。2016年秋から行われていた改修では、より開かれた美術館を目指して、大濠公園側にアプローチ広場と新しいエントランスを設置。横には大濠公園を一望できるカフェ「アクアム」を設置。2階のレストラン「プルヌス」ともども、ホテルニューオータニ博多が運営する。
「ミュージアムショップ」は、1階エントランスロビーに設置。所蔵品をモティーフにしたオリジナルグッズ、福岡の伝統工芸品などを販売する。
2階には、所蔵品を検索できる情報端末機器などがある「美術情報コーナー」と、小さな子どもとその保護者がくつろぐための場所「キッズスペース 森のたね」も設けられた。
リニューアルオープン記念展は、コレクション展の「これがわたしたちのコレクション」と、企画展の「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」。
「これがわたしたちのコレクション」では、ダリ、ミロ、シャガール、ウォーホル、バスキア、草間彌生などの著名アーティストの作品をはじめ、古美術から現代美術まで幅広いラインナップ。通常は貸しスペースになるギャラリーA~Fもコレクション展会場となり、吉田博、藤野一友、九州派、九州古陶磁、アジアの仏教美術を紹介。開館以来最大のコレクション展となる。
「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」は、英国を拠点に国際的に活躍する美術家インカ・ショニバレCBEの国内初個展で、花をモチーフにした作品を代表作とともに展示。福岡市美術館のリニューアルオープンを記念して、桜をテーマとする新作も発表される。
一般オープンは3月21日(木・祝)。リニューアルオープン記念展の観覧料は、一般 1,500円。
福岡市美術館「福岡市美術館 リニューアル開館」の取材レポートはこちら発信:
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