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鏑木清方《築地明石町》、44年ぶりに公開 ── 3年後に大回顧展も開催
(掲載日時:2019年10月31日)
鏑木清方《築地明石町》、44年ぶりに公開 ── 3年後に大回顧展も開催
中央が44年ぶりに公開される、鏑木清方《築地明石町》

2019年10月31日(木)、東京・千代田区の東京国立近代美術館で、企画展「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」のプレス向け内覧会が行われた。

鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家。

東京国立近代美術館では、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点を新しく収蔵。本展でお披露目となった。

三部作は清方にとって思い出深い町の風情を、ふさわしいモチーフと似つかわしい女性像で象徴的に描いた作品。

《築地明石町》は異国情緒が漂う作品で、イメージに合う知人の女性、江木ませ子をモデルにスケッチした事でも知られる。

発表当時、美術界のみならず一般からも絶賛され、しばしば展覧会にも出品されていたが、《築地明石町》はサントリー美術館で開催された「回想の清方」シリーズの3回目(1975 年)に出品されたのを最後に、所在が分からなくなっていた。

展覧会では44年ぶりの公開となる《築地明石町》を含む三部作のほか、重要文化財《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》などの清方作品を展示。清方が小説家・川口松太郎に贈った作品《鶴八》も特別出品される。《鶴八》はこれまでに展覧会に出品された事が無い新出作品となる。

企画展「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」は2019年11月1日(金)~12月15日(日)、東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー第10室にて開催。観覧料は一般 800円、大学生 400円。

なお、東京国立近代美術館では2022年春に「没後50年 鏑木清方大回顧展(仮)」も開催される予定。


 



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