2011年5月20日(金)、三重県立斎宮歴史博物館は、国史跡の斎宮跡から、全国的にも珍しい「唐三彩の陶枕(とうちん)」の一部と「緑釉(ゆう)の羊形硯(すずり)」の一部が出土したと発表した。
陶枕は2色以上の釉薬で彩色した陶製の枕。同型の出土は平安京跡に続く全国2例目。羊形硯の出土は平城京跡など全国で8例あるが、釉薬が塗られたものは初。
いずれも平安京跡や平城京跡との関連性が高い遺物で、同館は「斎宮が都と強く結びついていたことを裏付ける貴重な史料」と説明している。
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