2011年5月24日(火)、岐阜県瑞浪市化石博物館は、日本古生物学会員の早野久光さんが、北海道三笠市の中生代白亜紀(約1億年前)の地層から採集したカニ・エビ類の「スナモグリ」の化石が新種と分かったと発表した。
化石は長さ27mmの薄いオレンジ色の右ハサミ脚の部分で、指や関節部分などの特徴から新種と分かった。このため早野さんの名前をとって「ハヤノスナモグリ」と命名し、研究報告を作成して発表した。
硫化水素やメタンに依存する化学合成化石群集から見つかった「スナモグリ類」としては世界最古の発見例になる。
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