企画展は、講談社が発行している【動く図鑑「MOVE」】との連動したもの。「MOVE」は写真やイラストに映像を使ったDVDを連動させた図鑑で、現在までに17冊を刊行、累計で270万部を発行している人気シリーズです。
会場は「MOVE」の世界観をベースに、五感で生きものの知恵や技術が体感できるような構成です。
例えば「ワンダー・ジャングル」では、水の上を軽やかに走る爬虫類・バシリスクにならって、水の上をダッシュする体験が可能。もちろん、本当にやると沈んでしまうので、種を明かすと、水の上に透明のビニールが貼られており、その上を走ります。実際に試してみると、なかなかリアル。楽しい体験を知識への興味に繋げてもらおう、という狙いです。
他にはライオンになって狩りに挑む「ミラクル・サバンナ」など、4種類の「なれる体験」を用意。さらに、スカンクの匂いやサイのうんちなど、子どもが喜びそうな仕掛けが揃っている「巨大図鑑」(求愛ダンスゲームもできます)、生きものの特徴的な部位を装着できる「生きものギア・センター」などもあり、たっぷりと楽しむ事ができます。
企画展の応援団には、ももくろちゃんZ(幼児向け知育番組『ぐーちょきぱーてぃー』での、ももいろクローバーZの別名義)が就任。報道向けの内覧会では、体験展示にトライして、大いに盛り上がっていました。
さらに平日の50日間限定で、肉食恐竜「ラプトル」も出現中。これは体験型の恐竜ライブショー「DINO-A-LIVE」で、リアルな恐竜が生きているかのように動き回り、荒々しく襲いかかってきます。登場スケジュールが決まっていますので、
公式サイトの「スペシャル」ページでご確認ください。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2017年11月28日 ]■MOVE 生きものになれる展 に関するツイート