1984年~1995年に週刊少年ジャンプで連載されたドラゴンボール。本展は17年ぶりに劇場版新作アニメ「DRAGON BALL Z 神と神」が公開されることを記念したものです。
会場は7つのドラゴンボールにあわせて「キャラクターウォール」「DRAGON BALL 年代記」「原画ギャラリー」「カラーイラストギャラリー」「アニメギャラリー」「お宝ギャラリー」「スペシャルシアター」の7章構成。コミック原画・カラーイラスト、アニメのセル画・設定資料など、約300点が展示されています。
会場メインは「原画ギャラリー」。なつかしの名場面がずらりと並びます。
「天下一武道会」は、初期のドラゴンボールの人気を不動のものにしたトーナメントバトル。世界一の武術の達人を決める戦いで、悟空は逞しく成長していきました。
悟空は3回目の出場で初優勝。読者の予想を裏切るために、あえてここまで悟空を優勝させなかったといいます。
天下一武道会ドラゴンボールのアニメは、ジャンプの連載から約1年後の1986年2月にスタート。こちらも絶大な人気を博しました。
現在のアニメはデジタルでの制作が主流ですが、当時はセルアニメの時代。セル画は今では貴重な資料です。
アニメのセル原画「お宝ギャラリー」には、映画化にあわせて制作された限定品などのスペシャルアイテムが展示されています。
「ドラゴンボールに関するグッズなら全て欲しい」というのは、悟空・悟飯・悟天の声優を務める野沢雅子さん。野沢さん所有のお宝も多数出展されました。
お宝ギャラリー連載がはじまってから約30年経ちますが、今でも国境や世代を超えて愛されているドラゴンボール。会場には「かめはめ波」の記念撮影コーナーもありますので、カメラ持参でお越しください(会場内の他の場所や展示品は撮影できません)。(取材:2013年3月27日)
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