サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上に、1978年に開館したサンシャイン国際水族館。今回は開業以来初めての全館リニューアルで、名称も新たに「サンシャイン水族館」となって再オープンされました。コンセプトは「天空のオアシス」。大人も満足できる水族館として、屋内外ともに全く新しい非日常空間になっています。
アシカが頭上を泳ぐ「サンシャインアクアリング」
新展示の目玉のひとつが「サンシャインアクアリング」。屋外エリアの地上約2m30cmの高さにドーナツ型の水槽を設け、頭上にある水槽を真下から見られるという、日本で初めて展示方法です。頭上をアシカが泳ぐ姿は、まさに未知の世界。水槽の上には青空が広がっており、まるでアシカが空を飛んでいるかのように楽しむことができます。
建物内の目玉「サンシャインラグーン」で、水中パフォーマンスタイム
屋内に移ると、目に入るのは大型水槽「サンシャインラグーン」。今までの大型水槽は120トンでしたが、ビル10階に位置していることを感じさせない240トン水槽が誕生。マダラトビエイなどの大型魚から、小型のデバスズメダイまで、さまざまな魚がゆったりと泳いでいます。
ペンギンのフィーディングタイム
もちろん、アミューズメント機能としてのエンタテインメント性も充実。屋外エリアでは給餌解説「ペンギン・フーディングタイム」や「アシカパフォーマンス」が、屋内のサンシャインラグーンでも、水槽内にダイバーが入る水中パフォーマンスタイムがあり、人気を集めそうです。
ゆったり浮遊する「クラゲトンネル」
都市型水族館の代表格といえるサンシャイン水族館。4~10月は夜20時まで営業(8/4~31は夜21時まで)するため、仕事帰りの方も気軽に利用することができそうです。隣の「コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City」とともに、池袋の新しい顔が揃いました。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2011年8月1日 ]