スヌーピーやその飼い主チャーリー・ブラウンなど多彩なキャラクターたちが登場する漫画「ピーナッツ」。「ピーナッツ」は1950年にアメリカの新聞7誌で連載がスタート。日常の何気ない出来事を少し哲学的に、ちょっと笑えるエピソードで描き、現在も75カ国21の言語、2200紙で掲載されています。
スヌーピーミュージアムの敷地に入ると、5つのスヌーピー像がお出迎え。スヌーピーの姿は、時代を経て少しずつ変化しています。
展示室に入ると目を引くのが、モザイク画のようなチャーリー・ブラウンとスヌーピーです。コミックをプリントした4452枚を、立体的に組み合わせて作ったものです。
エントランスから、展示室へスヌーピーミュージアムでは半年ごとに新しいテーマの展覧会が開催され、展示される原画はすべて入れ替えられます。
オープン記念展のテーマは「愛しのピーナッツ」。展示室には作者のシュルツ氏の妻・ジーンさんが選んだ60点の原画が並びます。
直筆の原画が多数並ぶ展示室現在はオープンを記念した特別展示として、日米の著名人たちが自分の「愛しのピーナッツ」を披露しています。ピーナッツの翻訳を手がける詩人の谷川俊太郎さんや、作家のよしもとばななさん、デザイナーの祖父江慎さんら総勢12人が、自分の大好きなピーナッツの魅力を映像や展示で紹介します。
さらに、シュルツ美術館が所蔵する可愛らしいアンティークグッズも多数展示されています。ピーナッツの仲間たちの形の小窓から覗くコーナーもあり、遊び心満点の展示に楽しくなってしまいます。
著名人の「愛しのピーナッツ」ミュージアムショップの「BROWN's STORE」は、オリジナルグッズを約500点そろえています。
ル・クルーゼや中川政七商店、ロブションや紅茶のルピシアなどとのコラボ商品をはじめ、アパレル、ステーショナリー、ファブリックなど、日々の生活をスヌーピーと過ごせるアイテムが勢ぞろいです。
「BROWN'S STORE」の商品はここでしか売っていないオリジナルグッズばかりです(一部、一般先行販売品含みます)※商品は品切れの場合がございます。展示内容および商品内容は、会期によって異なります館内にはミュージアムカフェ「Cafe Blanket」も。毛布をいつも持っているキャラクターのライナスにちなんだ店名で、サンドイッチやパンケーキ、ドリンクなどのオリジナルメニューが用意されています。
入館のチケットは日時指定の予約制。詳しくは公式HPでご確認ください。
可愛くてファン必見のミュージアムですが、2018年9月までの期間限定開館(予定)です。見どころたっぷり、思わず顔が綻んでしまうかわいいミュージアム。ぜひお出かけください。
[ 取材・撮影・文:川田千沙/ 2016年4月21日 ]© Peanuts Worldwide LLC
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