藤子・F・不二雄さんの原画やメッセージを幅広い世代に伝える
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム。開館から1年4カ月、すでに70万人の来館者を集める人気施設となりました。
今回のリニューアルでは、まず2階の展示室IIを展示替え。藤子・F・不二雄さんが劇場公開用の長編映画の原作として描き下ろしたライフワークともいうべき「大長編ドラえもん」を展示テーマに、数々の原画を紹介します。
展示室I展示室の壁面は濃い藍色に変わり、原画が映える空間に。壁面には貴重な原画がズラリと並びます。
「大長編ドラえもん」の展示は3期に分けて行われ、5作品づつ原画が展示されます(第I期:2013年1月~5月末予定、第II期:2013年6月~9月下旬予定、第III期:2013年9月下旬~2014年1月予定)。
2階のキッズスペースも全面的にリニューアルされました。以前はパステルカラーの部屋でしたが、木を基調としたあたたかみのある空間になりました。
奥に置かれているのは、木製のガリバートンネル。裏側に回ると、ちゃんとドラえもんがいます。
キッズスペース屋外には、キャラクターやひみつ道具の新モニュメント4点が追加されました。
そのうちのひとつ、「キー坊」はこんなところに。「ころばし屋」は、じっくり探さないと分からないかも知れません。
「キー坊」は、こちらに。3階のミュージアムカフェも「ドラえもんのジャンボバーベキュー」など、新展示にちなんだ新メニューが加わりました。
ますますパワーアップした藤子・F・不二雄ミュージアム。2月7日(木)からの「SF~スイーツフェア~2013」などイベントもよく開催されますので、お出かけ前に公式サイトをご確認ください。(取材:2013年1月24日)