先日、開業日が2012年5月22日と正式発表されて、ますます注目が集まる東京スカイツリー。634mの高さは自立式電波塔としては中国の広州塔(600m)を抜いて世界一の高さとなります。実は634mの高さには理由があり、地域性や日本文化を連想する武蔵=むさし=634mという意味から高さが決まりました。
本展では、 東京スカイツリー® の設計・施工に関わった会社が全面的に協力し「江戸からTOKYOへ」「夢から「セッケイズ」へ」「設計図から「ホンモノ」へ」「「今」から「未来」へ」の4つのゾーンで、東京スカイツリー® ができるまでを日本の最新科学技術と合わせて紹介。本物の模型や図面、CGを通じて東京スカイツリー® ができるまでを知る事ができます。
会場に入ると、目に飛び込んでくるのは巨大なスカイツリーの模型。ビルの2階ほどの高さがありますが、これでもスケールは100分の1。スカイツリーの巨大さが実感できます。ふもとには、5月22日に開催されたイベント「Build the Future CITY!」で、実際に子どもたちがレゴ® ブロックを使って作った「夢のまち」 が広がります。
子どもたちの想いが詰まったレゴ® ブロックの「夢のまち」また、通常は間近では見られないタワークレーンコックピットも必見! 会場には実際に東京スカイツリー® の現場で使われたものとほぼ同型のタワークレーンのコックピットが用意されており、3D映像で建設工事を体感する事ができます。座席に座って目線を落とすと、遥か下に広がる小さな東京の街並み。ミニチュアサイズの東京を見下ろしながらの作業体験は、スリル満点の臨場感をお楽しみ頂けます。
日本の歴史と文化を背負った東京スカイツリー® を最新の科学技術でご紹介。ぜひ会場でお楽しみください。
[ 取材・撮影・文:インターネットミュージアム / 2011年6月10日 ]