
寺田倉庫G1ビル「ブルーピリオド展~アートって才能か?~」公式アンバサダーの麒麟・川島明
講談社「月刊アフタヌーン」で連載中の人気漫画『ブルーピリオド』の世界を紹介する初めての展覧会が、東京で開催される。
『ブルーピリオド』(作:山口つばさ)は、成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎が、ある日一枚の絵に心を奪われ、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていくストーリー。
美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語は読者の共感を集め、2020年にはマンガ大賞を受賞。TVアニメや舞台にもなっている。
作中に登場する多くの美術作品は、『ブルーピリオド』のためにアーティストや学生によって実際に描かれた作品だが、展覧会ではそれらの実物の絵画約50点を展示。
没入型シアター「青の渋谷シアター」では、矢口八虎とその仲間たちの物語を追体験できるほか、著名な像に扮した登場人物たちの石膏像風の像も登場し、平日限定で会場内でデッサンする事もできる。
物語の舞台である「美大受験」にも着目し、現在活躍中の6名のアーティスト(会田誠、小玉智輝、近藤聡乃、冨安由真、服部一成、水戸部七絵)の予備校時代や美術の道を本格的に歩み始めた時代の作品も展示。
会田誠が高校3年生の夏休みにお茶の水美術学院の夏期講習で描いた木炭デッサンも初公開される。
開幕前日のプレス発表会には、原作の大ファンであり、公式アンバサダーに就任したお笑いタレントの麒麟・川島明が登壇。
元、川島のマネージャーで、川島がブルーピリオドを薦めたことから絵に目覚めて予備校に通い、東京藝術大学に合格して吉本の社員を辞めたという「リアル・ブルーピリオド」のエピソードを持つ人を紹介しつつ、展覧会をピーアールした。
「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」は東京 天王洲の寺田倉庫G1ビルで2022年6月18日(土)~9月27日(火)に開催。入館料は一般 2,00円など。土日祝日は日時指定制。

寺田倉庫G1ビル「ブルーピリオド展~アートって才能か?~」会場

寺田倉庫G1ビル「ブルーピリオド展~アートって才能か?~」会場

寺田倉庫G1ビル「ブルーピリオド展~アートって才能か?~」会場