人間の性愛を描いた絵画「春画」は、男女の姿がおおらかに、時にユーモアをもって描かれています。江戸時代には「笑い絵」とも呼ばれ、浮世絵の普及とともに、大名から庶民まで貴賤を問わず、男女対等に楽しまれました。
同展では、版画・版本の作品に加え、特に、1点ものである絵画作品「肉筆春画」に焦点をあてます。
日本の美術館では初公開となる葛飾北斎の幻の名品「肉筆浪千鳥」や、喜多川歌麿の大作、さらには海外から里帰りを果たした作品を含む、約70件を心ゆくまでお楽しみください。
[前期]9月7日(土) - 10月14日(月・祝)
[後期]10月16日(水) - 11月24日(日)
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